【追記(2026年)】
本記事は2015年当時の制作環境を前提とした解説です。現在はレスポンシブデザインが標準となっており、モバイルファーストを前提とした設計が一般的です。

レスポンシブウェブデザインのホームページの制作を検討している企業や店舗も最近は多いと思われます。
しかし、そのメリットとデメリットを把握している企業は少ないように感じます。
まず、レスポンシブウェブデザインとは
サイトの内容は一つだけど、モニター画面の幅に応じて、サイトのデザインレイアウトを変更するというものです。

続いて、レスポンシブウェブデザインのメリットとデメリットを見ていきましょう。
レスポンシブWEBデザインのメリット
同コンテンツ(ワンソース、同URL)
同コンテンツ(ひとつのhtmlファイル)で、デザインの設定だけを変更するため同じコンテンツを全てのデバイス端末に供給可能
更新など運用は容易
更新作業もひとつの内容を変更するだけで済み運用は容易
デバイスの拡張性
基本的にモニターの幅でデザインを変更するので、ブレークポイント(区切り)を加えて新たなデザインをあてはめることは可能
Googleも推奨
Googleのモバイルファーストインデックスにおいても、レスポンシブ構成が前提となっています。
レスポンシブWEBデザインのデメリット
転送量が重い
同じコンテンツを使うため、コンテンツ量が膨大だと重くなり、外出先でスマホ等からだと読み込みに時間がかかる
複雑で費用が増える
画面幅で切り分けるごとにデザインする必要があり、デザインからのプログラミング化の設計が複雑になったり、チェック作業に時間がかかってしまい費用が増える
デザインがシンプルに(モバイルファースト)
同じコンテンツを使用するため、スマホサイトを前提に全体の構成を考える必要があり、パソコンサイトのデザイン面もスマホサイトを意識したデザインになる傾向が強い
端末ごとの内容の最適化には不向き
スマホからアクセスした人が求める内容とPCからアクセスした人が求める内容が同じとは限らないが、表示の最適化はできても内容量の最適化にはならない。モバイルファーストインデックスでスマホサイトの内容量をメインに考える必要がでてきている。
まとめ
レスポンシブウェブデザインのメリットとデメリットを理解した上で、スマートフォンを考慮にいれて、内容量や画像の数などは配慮したり、シンプルなデザインを採用したりして極力デメリット部分をつぶして対応する必要があります。
既存PCサイトの単純なレスポンシブ化は手間がかかるため、全体設計から見直した方が合理的な場合もあります。
スマホ専用サイトの制作という選択肢もありますが、現在は一体型の設計が主流です。
現在の制作環境における最適なスマートフォン対応については、設計段階から整理することが重要です。