WEBブランディング

WEBブランディングとは

人それぞれに個性があるように、各店舗や企業にも個性や風土といったブランドパーソナリティがあり、また夢や目標があるようにビジョンも存在します。どのような企業なのか、どのような店舗なのかを社会に分かりやすく示し、認知度を高め、共感を得て、ファン（固定客）を増やしていくのがブランディングです。

価格競争から脱却する一つの方法として、ブランディングが注目されています。しかし、価格を下げれば短期的に結果が出るのとは異なり、ブランディングは長期的な視点で結果を求める必要があります。

まず、企業のビジョン、ミッション、バリューといった企業理念を明確にし、どのような企業か、商品やサービスの提供背景を社外および社内に浸透させることが重要です。言葉だけでは伝わりづらいため、これらをロゴやコミュニケーションツール（ホームページ、会社案内等）にデザインして分かりやすく伝えます。

企業として一貫性のあるデザインで企業の個性（ブランドパーソナリティ）を鮮明にし、機能面ではなく心に訴える違いを明確にすることで、同業他社との差別化を図ることがポイントです。一貫性のある企業イメージで認知度を向上させることで、企業イメージが浸透し、ロゴを見ただけでサービスや商品、企業のイメージが浮かぶようになるまで企業価値を高めることができます。

また、企業に共感を感じた人々は、すぐに商品の購入やサービスを利用しなくても、適切な時期にその企業を候補の一つとして心にとどめる見込み客になるでしょう。最終的には、その企業イメージに信頼と共感を寄せる人々が熱狂的なファンとなり、価格が同業他社より高くても、その企業の商品を購入したり、サービスを受けたりする固定客につながります。

このように、どのような企業かを広め、共感を得て、見込み客から最終的には固定客に繋げるWEB上でのブランディングが「WEBブランディング」です。

WEBブランディングの流れ

ブランディングは即効性のあるものではないため、浸透するのに時間がかかることがあります。しかし、焦らずじっくりと取り組むことが重要です。

まず、WEBブランディングを行う上で大切なのは、企業理念、店舗のコンセプト、そして扱う商品やサービスです。どのような想い（理念、コンセプト）の上で、どのようなターゲット層に、どのような商品やサービスを提供するのか、他社と比較してどの部分が魅力的なのかを整理する必要があります。

新たに起業する場合は、企業理念や店舗のコンセプト、商品やサービスの特徴を理解した上でロゴを作成します。既存の企業や店舗の場合は、現在のロゴが企業や店舗に合っているかを検討し、必要であれば新たにロゴを作成します。

ホームページは制作して終わりではなく、ターゲット層のユーザーに向けて有益な情報を提供するためにコンテンツを追加し続け、サイトへの集客を増やし、ブランド認知や顧客の獲得につなげる努力が必要です。

また、ブランディング全体を考える場合、ホームページが企業や店舗、商品をうまく表現していても、販促ツールが適切にデザインされていなければ意味がありません。より良いブランディングを実現するためには、デザイン規定を策定し、名刺や封筒、会社案内などの販促ツールも作成することをお勧めします。

Visual artでは、個人事業主がチームを組んでブランディング全般のデザインを承っております。まずはお気軽にお問い合わせください。

ロゴ作成 (CI、VI開発)

まず、ロゴを作成し、それに基づきデザイン規定を策定するのが一般的です。ロゴは企業や店舗の顔であり、企業理念や店舗のコンセプト、商品やサービスの事業概要に基づきます。そして、ロゴやコーポレートカラーの使用方法を記載したデザイン規定に基づいて他のツールのデザインを進めることで、企業や店舗の差別化を表現できます。

企業サイト、店舗サイト作成

ロゴを作成し、デザイン規定が決まったら、それを基にホームページを作成します。企業や店舗のイメージを表現する場として、ロゴを軸とした企業理念や店舗のコンセプトに合ったデザインで進めることが重要です。企業や店舗のイメージが看板、ホームページ、会社案内などの販促ツールで統一されていない場合、企業や店舗のイメージを浸透させることが難しくなります。

ランディングページ

ランディングページは特定のキャンペーンやプロモーションに焦点を当てた専用ページで、ターゲット層に強い印象を与え、コンバージョン率を向上させます。具体的な行動を促すボタン（例：購入ボタンや登録ボタン）を配置することで、訪問者がアクションを起こしやすくなります。
また、ランディングページはブランドのビジュアルアイデンティティを強化し、一貫したブランド体験を提供するために重要な役割を果たします。